暖かい家。高気密・高断熱、低炭素住宅。

昔の家に比べて高気密・高断熱の家になっていることもあって最近の家は暖かいのでしょうか。住んでみての体験をお伝えします。

寒くなる構造だけど暖かい家。

我が家は寒くなると言われる下の２つの構造があるのですが、今のところ寒いと感じることが多くないような気がしています。

家が寒くなる構造

以上の2点があるにも関わらず寒いと感じることが多くありません。

気密性と断熱性が高いのでそのように感じるのではないかと思っています。

２階から階段を使用して１階に降りる際に階段が暖かく感じます。

これは本来、１階に閉じ込めておくべき暖かい空気が階段に逃げているからと言うことになるのかも知れませんが、１階に降りた際に寒いと感じることがあまりありません。

むしろ、階段が暖かい感じて２階から降りことができるため、リビング階段であることがメリットのように感じます。

暖かいと感じるのは、気密性と断熱性がしっかりとしているからではないかと思っています。

建物が新しいからと言うことも関係しているとは思いますが、外からの冷気が遮断されていることが大きく影響していると思います。

リビングの吹き抜けの部分にある窓が一番大きな窓になりますが、その他の窓はあまり大きな窓がないことも断熱性を上げる要因になっています。

窓の大きさだけで断熱性が上がるものではないのですが、エアコンをつけている場合に階段へ暖かい空気が逃げていることからもわかるように窓から逃げる暖かい空気よりも２階に逃げる暖かい空気の方が多いことがわかります。

自分の両親は１０年程前に購入した建売住宅に住んでいます。

平地ではなく山を切り開いた土地に建っていることもあり、少し高い位置に建物が建っています。

１０年ほど前に建てられて家のため、我が家と比べた場合、設備に関してはところどころに違いあるのですが、大きく違っている部分はあまりないように思います。

家は実家の方が大きいためリビングも広いです。

大きな違いと言えば実家のリビングにある窓はかなり大きいです。窓の開け閉めの際にちょっと力を入れないといけない程度に大きいと感じています。

つい先日、実家に行った際にリビングがものすごく寒く感じました。また、リビングからドアを出たところに２階への階段があるのですが、そこも寒く感じました。

玄関を入ってリビングへ行く途中に２階への階段がある作りなのですが、玄関も寒いため当然、階段も寒いです。

リビングが寒く感じるのは、面積が広いのと窓が大きいのが要因ではないかと思います。

我が家の場合は寒くなる作りとされる２つの欠点があるのですが、実家よりも暖かく感じました。

建てられてからの年数が違うこともあるのでしょうが、高気密、高断熱の家として建てられていることも大きく影響していると思います。

我が家は低炭素認定住宅となっているため気密性、断熱性ともに１０年前の基準よりも性能があがっています。

我が家の場合は、断熱性が不利になる２つの要素がありながらも暖かい家になっているのではないかと思います。

高気密、高断熱が暖かい家となり快適な空間を作ってくれるものとなります。