住宅ローンで銀行からお金を借入するには、ローンの本審査に通過しなければいけません。事前審査で通っている場合でも安心はできません。健康状態の告知で引っかかってしまいローンが組めと言う話はよく耳にする話なのですが、どのような場合にローンが組めないのでしょうか。
団信に入れる健康状態について
住宅ローンの本審査の申し込み時に同時に団体信用生命保険の手続きをすることなります。基本的には団信に加入できない場合は住宅ローンは組めません。
自分の場合は、3年前から痛風で通院をしてましたので、住宅ローンの審査で事前に不安な点として不動産屋に伝えておきました。
不安になっている点は早めに不動産屋さんに伝えておきましょう。一般の住宅ローンが組めない場合も住宅購入ができる方法を提案してくれるかも知れません。
痛風で住宅ローンが組めない
自分の場合は、痛風の薬を飲み続けていたため、前年の健康診断の結果では尿酸が異常値になっているようなことはありませんでした。
ネットで事前に調べてみたところ痛風で住宅ローンが組めないケースは、あまりないように見受けられましたが、通院が原因で住宅ローンの審査に落ちて家を購入できないなんてことになるのではないかと不安で仕方がありませんでした。
告知書の病歴の中に痛風は入っていました。ローンを組むことができない可能性のある代表的な病気となっているようです。病歴や通院状態、投薬の有無なども記入します。
告知をする段階で病歴が短い場合(最近、診断された)や通院や投薬をしていない場合や尿酸値が異常に高い場合に団信に入ることができないことがあるようです。
痛風の場合は病歴や通院歴、投薬期間が長いことは、かえって不安材料ではなくなるようでした。薬を飲んで安定している状態である場合は大きなマイナスにはならないようです。但し、他の病気を併発している場合などは団信に入るのは厳しいようです。
健康状態に不安がある場合
コロナ渦になった頃からウォーキングを始めたこともあり、前年の健康診断結果から10キロ近く痩せていました。その甲斐もあって痛風で1か月に1度、通院していた病院での血液検査では前年の健康診断結果では、異常値となっていたコレステロール値や中性脂肪は正常値になっていました。
ただ、健康状態に気を使わないといけない状態であること自体が住宅ローン審査に影響があるのではないかと思い、不安でした。
住宅を購入するから健康に気を付けないといけないと言う訳ではありませんが、健康状態のチェックでひっかかり欲しい家が買えないとなった場合は、ショックが大きいことでしょう。家を購入する予定のある方は、日頃の健康状態へは気を配るのが良いです。長い長い、住宅ローンを払っていくためには、健康であることは必須です。
団信に入れない人が住宅ローンを組む方法
自分の場合は団信が通らなかったら、フラット35も視野に入れようかと考えていました。フラット35の場合は団信は必須ではありません。この場合、団信に代わる生命保険等にも入っておきたいところですが、受け入れてくれる生命保険はなかなか見つからないかも知れません。
団信にはいろんな種類があり、ワイド団信と言って通常の団信に入れない健康状態の人も受け入れてくれるものもあります。ただ、対応している銀行で借り入れを行う必要があります。
どの保険にも入れないからと言って、虚偽の申告をすることは絶対にNGです。もしもの場合の保険なのですが、「もしも」のことがあった時に使うことができないのでは、家族が困ることになります。
いずれにしても不安がある場合は事前に不動産屋さんに伝えておきましょう。
家を買う人の健康状態
健康状態の点からも若い人のほうが有利ですが、持病などが原因で、やむを得ない方を除くと健康状態は自身の努力で改善される可能性があります。
健康状態の申告で審査に通らないのはあまりにも勿体ないので、将来的に家を購入する可能性がある方は、日々の暮らしを見直してみましょう。
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