家探しをしている時に山の上の家を案内されたことがありました。徒歩で登るのは結構大変な傾斜でしたが、平地での家と価格的には大きく違いがありませんでした。みなさんなら、どちらを選びますか?
山の上にある家に住むのに向いている人
山の上の家って価格が安いのかな?そうなら条件次第では候補に入れたいのだけど
新しく造成した住宅団地などは造成費用などがかかるため価格は思ったよりも安くはありません。ただ、平地の家と同じ価格でも土地が広いことが多いですよ。
よほど条件が良い場合を除き、山の上の家ではなく平地で探したいところです。
注文住宅などを建てる場合で土地の広さが、そこそこ必要な場合などは山の上のほうが、同じ費用でも土地が多く使えます。
また、新しく造成した住宅団地だと、まだ家がまばらに建っているような状態であれば自分の好みの土地で家を建てることができるでしょう。
建売りの場合でも区画内に何棟か建っていることが多く、その中から好みの家を選ぶことができるかも知れませんね。
反対に前々からある住宅団地に建った新築建売の場合は当然、土地を選ぶことはできません。
一概には言えませんが、一昔前の住宅団地は土地もそれほど広くありません。
下のような条件に当てはまる人でなければ山の上に住むのは厳しいです。
山の上にある家の移動手段
我が家は家を探すとき、平地であることの条件がかなり優先順位を上げていました。
と、言うのも妻は車の運転ができないため、急な坂道のある家だと住みにくいだろうと思ったからです。
昔、作られた住宅団地などは、道がかなり狭く、車がやっとのことで離合ができるような道も少なくありません。
そうなると緊急車両等の要請が必要な際にも大きな不安になってきますよね。
新しい住宅団地になるとしっかりとした道路もあり、バスの路線になっていることもあります。
逆に古い住宅団地の場合は、バスの路線になっていることは珍しく相当大きな団地でない限りはバスの路線になっているようなことはありません。
やはり、車に乗らない人にとっては住宅団地へ住むことはかなりハードルが高いものとなってしまいます。
山の上の家を案内されて
我が家でも家探しの際に不動産屋からいくつかのお勧め物件を紹介してもらったことがあるのですが、その中でかなりの山の上の物件に案内されたことがありました。
不動産屋の車に同乗して家に連れて行ってもらうのですが、車で家に向かっている最中に「これはないな」と考えていました。
家の外観や間取りはものすごく気に入ったのですが、やはり平地へ住みたいと言う思いの方が断然強く、検討の余地もありませんでした。
不動産屋は眺望を利点としてしきりに言われていましたが、自分の場合は眺望の良さには全く魅力を感じませんでした。
また、価格に関しても平地よりもグンと安いなどのメリットがあるのならば検討する可能性もあったかも知れません。
価格ににも大きな違いがなく、必要最低限の広さがあれば良い我が家にとっては、山の上を選ぶメリットが全く感じられませんでした。
平地に住みたい。
平地の家が比較対象としてあるのならば迷わず平地の物件を選択して欲しい。
ここ数年、災害が立て続けに起こっていることもあり、山の上の家には大きな不安を感じるようになりました。
大雨のたびに避難や土砂崩れの心配にさらされたのでは、日常生活に不安を感じてしまいますよね。
大雨や地震に備えると言っても個人でできることなどは、大きな対策はできません。
住む家を選ぶ際にハザードマップを確認し安心できる場所に住むことができれば、それが一番の対策に繋がることになります。
家は一番、落ち着く場所になると思いますので、一番安心できる場所でもあって欲しいですよね。
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