建売住宅と注文住宅、どちらがもマイホームには違いないのですが、どちらを買うのが良いのでしょうか。注文住宅のほうが費用が掛かるイメージがありますが、どのくらいの違いがあるのでしょうか。
注文住宅を選んだほうが良い人、建売住宅を選んだほうが良い人、それぞれ参考にしてみてください。
注文住宅を選択肢に入れるか?
ネットで家を探しているけど、注文住宅はどうやって探せば良いのかわからない。
注文住宅を検討する場合は、まずは土地探しからになりますよ。
ハウスメーカーを先に決めて土地を一緒に探してもらう方法もあります。
既に土地を持っている場合はハウスメーカーを決めるのが最初の作業ですね。
土地探しも建売住宅と同様にネット情報で探すことができます。ネット情報だけで探すのが難しいと感じた場合は先にハウスメーカーを決めてしまってから一緒に探してもらうのも良いです。
ぼくは、土地も持っていないので家探しを始めた時には建売で考えてたよ。地元で有名な注文住宅専門のハウスメーカーに資料請求をしたことを皮切りに、いろいろなハウスメーカーから資料を取り寄せてみたよ。
資料を送ってもらうだけなら無料なので、取り寄せてみましたが、資料の内容を見ているうちに注文住宅に対して建売住宅にはない魅力を感じるようになりました。
住宅購入をする際に選択肢とある場合にも、やはりネックになるのが費用ですよね。建売住宅に比べると物件価格が高いと言うイメージがあります。
費用が許容できる人に限った話にはなりますが、下のような人は注文住宅を選択するのが良いのではないでしょうか。
注文住宅が選択肢に入る人のうち、土地を持っている人を除くと、こだわりが強く、住宅購入に費用がかけられる人と言うことになります。
全国区の大手ハウスメーカーに話を聞きにいったことがあります。
建物の価格だけで、建売住宅が購入できる価格と同じくらいかかることを知りました。我が家は注文住宅は無理だと思いました・・・ですが、次の注文住宅の種類に書いてある、ある方法だと再び選択肢に入れることができると感じました。
注文住宅を選択肢とする場合、まずはハウスメーカーを選ぶ必要があります。
探し方がわからない方は、ハウスメーカーを紹介してくれるサイト などを利用しましょう。
注文住宅の種類
注文住宅を建てると決めた人にとっては、ハウスメーカー選びが一番大事な作業となります。住宅展示場などを見学に行き実際に家を建てた時のイメージを作っておくことが大事です。
注文住宅は一般的には、下記の3種類のものがあります。
- フルオーダー = 全てを決めることができる
- セミオーダー = ある程度決めることができる
- 規格住宅 = 主要な仕様が決まっているため建物の構造に関わるような大きな変更はできない
フルオーダー、セミオーダーに関しては、その名の通りなのですが規格住宅が、どう言うものかわかりますか?
規格住宅とは予め仕様や外観、間取りなどが決まっている注文住宅のことで、変更できる箇所が限られています。メーカーによって、材質や壁紙などを変更できることもありますが、別途費用がかかってしまうこともあります。
一般的にはローコース住宅などがこう言った工法になります。
ローコスト住宅で地元では有名なハウスメーカーに話を聞きにいきました。
1,000万円で規格住宅が建つことを知りました。土地の価格にもよりますが、選択肢に入れることができると思いましたよ。
土地探し
土地探し?どうやって探せば良いのかわからない。
ハウスメーカーが決まっている場合は相談してみてください。
または、住宅購入専門の相談窓口を利用するのはどうでしょうか。
土地を探すと言っても家を探すのと方法は変わりません。まずはネットで情報を集めてみましょう。SUUMOで探すのが良いのではないでしょうか。他のサイトに載っているけどSUUMOには載ってないと言った、物件は少ないような気がします。
ぼくの場合は家の近所を散歩しながら空き地を見つけてはSUUMOに載っていないか、調べていましよ。売りに出している看板がある空き地でSUUMOに載ってい無い土地は、あまりありませんでしたよ。
土地を探すとなると、空き地か中古物件または古家付きのどちらかで探すことになります。中古物件、古家付きの場合は建物が残った状態で売りに出されているため、リノベーションをして住むと言う選択肢も考えられます。
古家付きと中古物件で売りに出されているものに明確な違いはありません。ただ、古家付きと言われると、建物が付録のように感じますよね。ですが、実際には資産価値として付録にもなりません。なぜなら建物の価値は0円のため土地の価値のみが資産価値とみなされるからです。
建物を解体するためには費用が掛かりますので、土地だけが欲しい人にとっては、むしろマイナスになってしまうのが古家付きと言うことになります。ただ、古家付きは土地だけを買うよりも相場的には安いことが多いため、土地探しをしている人は選択肢の一つとして考えてみてください。
土地探しで困っている方は、LIFULL HOME’S 住まいの窓口 で相談してみましょう。
建売住宅と規格住宅の違い
建売住宅と規格住宅って何が違うの?
自由度がないのなら建売住宅でも良いのでは?
ハウスメーカーにもよりますが、規格住宅は数あるラインナップから選ぶことができます。また、費用は追加になりますが、オプションで部屋の増設や材質の変更ができます。
建売住宅との一番の違いは、家を建てる場所を選べることがあります。一番のメリットになりますが、建売住宅の場合でも理想の場所が見つかった場合と比べると規格住宅で大きなメリットを感じることができないかも知れません。
また、建売住宅の場合は既に建っている家を見て買うことができるのに対して注文住宅では当然のことながら立っていないのでイメージだけで購入を決断する必要があるところはデメリットと言えるでしょう。
ぼくの場合は注文住宅のハウスメーカーと土地を見に行き、どのようなイメージで家が建てられるかの説明をしてもらったけど、やっぱり立っていないものをイメージするのは難しかったよ。
注文住宅にも、いろいろ種類があり、それぞれメリット、デメリットがあります。また、フルオーダーと規格住宅では、かかる費用も大きく違ってきますので、ひとまとめに注文住宅で括ることは難しいと思います。
ですので、注文住宅と建売住宅の比較は難しい部分が多いのですが、その中でも規格住宅と建売住宅との比較に焦点を絞った場合、どちらが自分にとって良いのかを選択することはできるのではないでしょうか。
ローコスト住宅の費用の落とし穴
規格住宅でローコスト住宅と言われているハウスメーカーでは、1,000万円で家が建つことを売り文句にしているメーカーがありますが、あくまでも家の本体価格が1,000万円と言うことになります。
土地代 + 1,000万円で家が買えるのならば、土地の価格によっては建売住宅を買うよりも安く家が買えることになりますよね!?
実際には土地代 + 家の本体価格 + 付帯工事費用 + α がかかります。
プラスアルファの部分は、家を建てる環境によってかなり変わってきます。
例えば、前述の古家付きの土地の場合、古家の解体工事の費用が必要になりますし、前面が狭い道路だった場合、解体にも建築にも追加費用がかかることになります。
また、地盤改良や外構工事、残土の処分と様々な費用が必要になります。家は1,000万円で建つのですが、その他の費用を含めて総額で2,000万円近くの費用がかかることになります。
当然ですが、オプションを付けた場合はプラスされます。
注文住宅全般に言えることですが、建設中に追加費用が必要になることが分かるのは珍しいことではありません。そう言った意味では、買った時点では総額がいくらになるかわからないと言うことになります。
建設中に追加で費用がかかることが発覚したからと言って、じゃぁ、辞めますなどができるはずもないので、最初の段階で追加で費用がかかることを覚悟の上で住宅の購入を決断することになります。
ぼくの場合は、住宅が建っていない状態で住む家のイメージが作れなかったことと、いくら費用が必要になるのかが最初の段階でわからなかったことで、あと一歩を踏み出せなかったよ。
つなぎ融資
お金の払い方も少し複雑で一般的にはつなぎ融資を利用することなります。注文住宅の場合、家が建っていない状態でも土地は買っている状態となっています。また、建築の費用も必要になりますので、それらに充当するためのお金が必要になります。
建物の引き渡し後に住宅ローンの支払いが始まるのですが、それまでの間はつなぎ融資を利用し土地代、建築費用を支払うことになります。
つなぎ融資の支払いの開始は時期が気になりますよね。家が建っていない状態でローンの支払いが始まってしまうと今、住んでいる家の家賃と、まだ建ってもいない家のローンの支払をするの?と言う不安が出てくると思います。
つなぎ融資の支払の開始時期は、土地と建物を別のローンで組むかどうかによって変わります。土地と建物を別でローンを組んだ場合には、家賃と土地代金のローンの支払いをする期間が重なってしまいます。
土地と建物を一緒のローンにした場合は建物の引き渡し後に住宅ローンとして支払いが開始されるので家賃とローンを2重で支払する期間はありません。但し、土地を買ってから建物の引き渡しがされるまでの間のつなぎ融資分の利息が上乗せされることになります。
建売住宅を選ぶ理由
結局のところ建売住宅が安心なのかな。
実際に建っている家を見ることができるため、家に住むイメージを作ったり、いくらの費用が必要なのかが事前にハッキリしている建売住宅が分かり易いですね。
家に何を求めるかによって選択をすることになりますが、下に当てはまる人は建売住宅を選ぶのが良いでしょう。
建売住宅でも妥協しなくても良い物件に巡り合うことがあります。注文住宅にしろ建売住宅にしろ、他の人に買われてしまっては、選択の余地もありません。いろんな物件を見る中で自分の理想の物件を逃さないためにも自分の理想像は描いておきましょう。
家を探しているすべての方が、それぞれに理想像を持っていることと思います。理想のマイホームを見つけるために、いろんなことを考えて悩んで理想の家を手に入れましょう!
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