マイホームの条件と住宅ローンの不安を解消

住宅購入

住宅を購入を考えた時には、誰もがマイホームの条件を考えることになります。

条件をクリアし、購入がリアルに考えるようになった頃に、住宅ローンについての心配が沸き上がり、今のまま賃貸に住み続けるべきか、家を買うべきかを真剣に悩むことになります。

我が家が、どのような方法で不安を解消したのかを簡単に紹介します。

マイホームの条件について

マイホームの条件を明確にしておこう

家を購入する際に次のような条件を挙げることになる人が多いと思います。

  1. ローンの支払いをしても、生活水準を保てること
  2. 日常生活の利便性が大きく損なわれることがないこと
  3. 通勤、通学の時間が大幅に増えることがないこと
  4. 子供の学校等の環境に大きな変化がないこと

上に挙げたよう最低限の条件が満たされない場合、不満が膨らんでしまうのではないかと懸念します。

自分の場合は「1」が心配な点であり、その他の事柄においては融通の利く時期、環境であったため、それほど気にすることはありませんでした。

1:ローンの支払いをしても、生活水準が保てること」に関しては、余程、経済的にゆとりのある人以外は、ほとんどの人が不安に感じるのではないでしょうか。

また、「4:子供の環境」に関しては、子供の年頃によっては、かなり重要な項目になりますよね。

我が家の場合は幸い、子供の幼稚園は変わることがなく通える範囲内であったため生活環境に関しては、朝、家を出る時間が数分早くなった程度でしたので影響はさほどありませんでした。

マイホームの購入を考える際には条件を明確にし、リアルに想像できるところまで考えておきましょう。

条件があやふやな場合、良い物件に巡り合えた場合も購入に踏み切ることができなかったり、長く悩んでいるうちに他の人に買われてしまったりと言ったことがあるかも知れません。

ローンで支払っていける金額を明確にしておこう

ローンの支払いについて、月々の支払い可能額を把握しておくことは他の何よりも最初にクリアにしておくべき課題です。

月々の支払い可能額が出せたら、物件の購入金額の目安がでますので、気に入った物件が購入できる金額の範囲内におさまっているか判断できますよね。

ローンの支払い額については、不動産屋さんに相談して判断するのはあまり良い方法ではないかも知れません。

なぜなら不動産屋さんは物件を売りたいのですから、あなたがローンを払い終えることができるかどうかはあまり真剣には考えてくれない可能性があります。

不動産屋さんからすると、あなたが銀行からお金を借りることができる上限金額が売れる物件の上限金額と言うことになります。

銀行に借り入れできる金額が支払っていける金額ではありませんので、購入する物件の金額は自分で見極める必要があります。

もしも、不動産屋さんに相談するのであれば、物件を探し始めるタイミングでいくらくらいの物件が購入できるかを考える段階で相談を済ませておきましょう。

住宅ローンの支払いと賃貸に住み続ける不安

ほとんどの人にとっての一番の不安は 「1:ローンの支払いをしても、生活水準が保てること」になるでしょう。

住宅を購入することに迷いがある全ての方が、決断に相当な覚悟が必要になります。

自分は、40歳の時に子供を授かりました。

妻は専業主婦のため収入はありません。

自分の収入だけで住宅ローンを払っていけるのか不安はありましたが、皮算用ながらにも、今の収入が今後も得られるのであれば何とかやっていけるのではないかと言った思いもありました。

住宅を購入することを、真剣に考えだしてから、いろいろな不安で考えを巡らせる毎日でした。

やはり一番は 「1:ローンの支払いをしても、生活水準が保てること」なのですが、それと同時に考えたことが1つあります。

このまま賃貸に住み続けた場合に、自分にもしものことがあった場合、家賃を払い続けることができるのだろうか、と言うことでした。

自分にとっては、住宅ローンを払い続けることと、自分にもしものことがあった場合に家族が住む家があるのかは同じくらいの重さで不安なことでした。

住宅ローンを組み、銀行からお金を借りる際には、団体信用保険と言う保険に入ることになります。

団信とは簡単に言ってしまえば、お金を借りた人が亡くなった場合に借りたお金をチャラにする保険です。

ですので、自分にもしものことがあった場合は住宅ローンの残額が0円になり、家族は家賃のかからない家に住み続けることができます。

賃貸にもメリットはあるのですが、家賃は住み続ける限り払い続ける必要があることは大きな不安要素だと感じています。

当然ですが、世帯主の自分が亡くなった場合にも、その家を借り続けるには妻が翌月から世帯主になり家賃を払い続ける必要があります。

また、賃貸物件の場合、高齢になると引越しをして新たな物件を借りることができなくなる可能性もあります。

家賃を下げる目的で、引っ越しがしたい場合に、高齢のために新たな賃貸物件の契約ができないとなると困りますよね。

持ち家の場合でも、生きている限りは住宅ローンを払い続ける必要がありますが、住宅ローンの完済、または自分が亡くなった場合には、支払いは不要になります。

持ち家も賃貸も双方、違う種類の不安があるので、どちらの不安が大きいかを考えてみましょう。

自分の場合、家を買った後、自分にもしものことがあった場合は家族に家を残せると考えたので、不安が少し軽減されました。

短絡的かもしれませんが、住宅を購入してローンを払い続けることと賃貸物件で家賃を払い続けることとを同じことだと考えました。

決定的な違いですが、住宅ローンはいつかは終わる支払いで、賃貸での家賃は、いつまでも終わらない支払いと考えてみました。

どちらも不安要素はありますので、どちらが自分にとって、より不安であるかを考えてみましょう。

住宅購入の心配事を解決するには

済んでしまったことだから言えることかも知れませんが、条件について心配なことに関しても行動しなければ全てが前には進みません。

家を購入することを考えたことがある人で現在、家を持っていない人、全てに言えることがあるとすれば、少しだけ具体的な理由を持って行動をしてみませんか?と言うことに尽きます。

自分がそうでしたが、ネットの情報を見ているだけでも、経験を積んでいくことになりますのでいつか役に立つ時がくることでしょう。

少し踏み込んで内見をし、購入に至らない場合でも次の物件を見定める時の経験に繋がります。

買い付けまで行くには、それ相応に熟慮、覚悟が必要になりますが、契約前であれば取り消しもできます。

買い手側から都合だけで言えば、買い付けの宣言をするところまで考えている状態であれば、将来設計などを真剣に考えた結果で出した結論であると思いますので、結果がキャンセルとなった場合であれ自身の経験値として必ずプラスになっているかと思います。

自分が思う結論としては、条件をクリアできた場合は、心配事がクリアできない場合でも行動してみることにより解決策が産まれるのではないかと言うことに繋がりました。

最終的な決断が家を購入しないことになったとしても、それはそれで1つの解決と言うことになります。

家を買うことが、必ずしも幸せに繋がることではありませんが、マイホームを持つことで得られる満足感、充実感、責任感は家族の生活を豊かにするものに繋がることは間違いないです。

そのための準備として経験を積んでおきましょう。

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