仲介業者の担当者さんと信頼関係を築くには!?

住宅購入

結局のところ信頼できる人を探すことができる目を持っているか言うことなります。

賃貸でも家を買う場合でも不動産屋さんに仲介をお願いすることになります。不動産は、借りる場合も買う場合も、普段の買い物とは違って、少し緊張してしまいます。借りる場合も買う場合もあまり長くない付き合いにはなるのですが、信頼できる担当者の方を見つけるためにどのようなことをポイントとしたかを紹介します。

不安を少なくしたい

どんな買い物をする場合にでも、大きな会社が関わっている製品を購入したいものです。新しいスマホを買う場合にも出来るだけ有名な会社から買いたいと思うのは当然のことです。

家を借りる場合も買う場合も、大きな会社に仲介してもらうことのメリットは多くありますが、実際に借りる、買う商品は誰が作ってくれて、誰が保有している持ち物なのでしょうか?

大きな会社が作り、大きな会社が売る製品を買うのは安心感があります。テレビを買うことになった場合に、ソニーやシャープのものが買うのが安心を感じたとして、その次には、どの店で買うとより安心を感じるかで、何をどこで購入するかを決めるのではないでしょうか。

不安を取り除く要因として、誰が作ってくれて、誰が売っているかという部分が大きな要素になっていることに間違いはなさそうです。

不安を少なくするポイントとしては、通常の店においてある商品を選ぶこととは基準が全く異なりました。

安心を多くしたい

考えるときりがない部分です。どんな事柄においても安心だけはお金では買うことができません。

人間関係において安心を多くするには、たくさんコミュニケーションをとる以外に方法はありません。コミュニケーションをとることにより人柄を感じることができますし、自分のひととなりを知ってもらうことができます。

私の場合は複数の仲介業者さんとのやり取りがあったのですが、ほぼ全ての人に恥や外聞を気にせず自分の思いを伝えました。45年も生きていると、それなりに意地や見栄もできてくるのですが、それらは一切捨てて話をすることにしました。

そうすると担当者の方は、皆さん例外なく親身になって私の対応をしてくれました。

信頼できる人とは、他人のかかえている不安の解決策を親身になって与えようとしてくれる人ではないでしょうか。

安心を増やすには不安を解消する努力は不可欠であると言うことになります。また、意地や見栄がある状態での対人関係を結んだ状態では安心からは少し遠ざかってしまうかも知れません。

不安を打ち明けることが安心を増やすポイントとなります。それらは会社の大小では計ることはできません。

信頼できる人を探す

どうのような人が信頼できますか?

ネットの住宅物件を長く見ていると、価格と言うものは短い期間で大きく変動するものだと言うことが見て取れます。売れない物件、売りたい物件の価格は、ほんの数か月で100万円単位で下がったりするものです。

極端な話ではありますが、今日買った場合と明日買った場合で価格が100万円違った場合、どうでしょうか?買う側の立場から言うと少しでも安く買いたいと思っているのは当然のことですので、100万円の差は、ものすごく大きなものです。

ただ、価格ばかりに気を取られていると重大なことが見えなくなってしまうこともあります。

私が今の家を買う前にやりとりをしてくれていた仲介業者さんは、私の住む地域ではTVのCMを流している会社でした。不動産屋さんの中では大手と言うことになります。

担当していただいた方は年齢は若いながらも経験も豊富で一生懸命対応してくれ、信頼のできる方だと感じていました。

ただ、1点引っ掛かったことがあり、それ以後、その方とのやりとりはなくなってしまいました。

それは、建売り住宅に対して買付の意思を伝え、値引交渉をしていた時のことです。値引交渉をすることが当たり前だと思っていた自分にも責任はありますが、1日のやりとりで信頼関係はゼロになりました。

正直なところ他に買いたい人がいる場合は、その物件はあきらめようと思っていた程度の物件でした。それくらいの思い入れしかなかった物件したので、2,980円の価格であったところ思い切って、80万円の値引で打診してみました。

不動産屋さんの担当者の方が、売主と何度かやりとりしたことがあるらしく、少しの無理であれば言い易いとのことで、その価格で買付証明書を出してみましょう、言う流れになりました。

その日のうちに買付証明書を記入しまたしたが、記載方法に不備があるとのことで連絡がありました。同時に値引交渉として2,800円で言ってみます、とのことで買付証明書の購入希望価格を書き換えました。

ただ、自分としては、2,800円の購入希望価格が通るのであれば、多少の妥協点には目を瞑ることができると感じ、その価格で購入できることに期待が膨らみました。

買付証明書を記入した1時間後に担当者から電話があり、他の方から買付が入りましたとのことでした。自分のほうが買い付けを出したタイミングが少し早かったようで、値引はできないが元々の提示価格の2,980円であれば、優先し私と交渉するとのことでした。

それまでに何度も相談に乗っていただいていた担当者さんであり信頼関係も築けていたのですが、その一日のやりとりで一気に不信感が産まれ信頼関係が崩れてしまったような気がしました。

信頼関係を築くには

現在の家を購入した際に、値引交渉をしなかったのは、他の方に買付を出された場合でも単純に買付を出す速さの問題で優先順位が下がってしまうのは仕方ないとしても、提示した条件で優先順位が変わってしまうことが不安だったからです。

私がやりとりさせていただいた不動産屋さんの担当者は、皆さん、丁寧に対応をしてくださいました。こちらに知識がないことを前提で丁寧に説明してくださる方ばかりで、いろいろと勉強しながら物件選びができたと感じています。

結果的に、購入した物件となった、担当者さんが一番信頼できたかと言うと、そう言う訳ではなく、他の方も信頼できる関係ではありました。

住宅購入に限った話ではありませんが、担当者さんとの信頼関係を築くために必要な努力は、こちら側にも必要不可欠になります。

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